電気屋さんの豆知識 その② コンセントの穴の秘密

こんにちは。

今日も、豆知識を載せていきますよー!!

~電気屋さんの豆知識 その②~

コンセントの穴の秘密

コンセントの差込口が、左右非対称なのはご存知ですか?

よく見てみると、左側が長くなっているんですっ!!!!!!!

コンセント

右の穴は…
電気が通ってくる穴。
つまり、コンセントの奥から機器にむかって電気が流れてくるほうで、「ホット」と呼ばれています。

左の穴は…
電気の帰り道。
電線を通して地面につながっている穴で「コールド」と呼ばれています。

もちろん普段やっているように”特に何も考えずに”コンセントにプラグを差しても問題はありません。
パソコンはつきますし、普通に音楽を聴くこともできます。

ですが、AV機器の場合は画質や音質に影響を及ぼす事があるのです。
AV機器は、画質や音質に悪影響を与える電気的なノイズ(雑音)を、このアースを通じて逃がす設計になっています。

「いや、そんなん言われてもどっちがどっちやねん」ってなりますよね(._.)
ですが、AV機器類の線はちゃんと分かるようになっています!!

コンセント

写真の様にコードに白い線が入った方を「コールド」、つまり長い穴に差し込んでください。
(白い線がない場合は文字が印刷されているコード)

左右を正しくプラグを差す事で品質向上が図れる場合があります。
例えば…

・透明感が増す(機器易く心地よい音)
・立体感が増す(音の余韻など、小さな音も聴こえる)

日常のちょっとしたことが良くなるだけでも嬉しいですよね♪

ちなみに、
「トラッキング現象」といってプラグの刃の間にたまったホコリと湿気が交わると加熱され、最悪の場合、火災の原因となります。
特に湿気が多い場所にあるコンセントのプラグは汚れを確認して、定期的に掃除して下さいね。

簡単にまとめてみましたが、いかがでしたか?
コンセントのプラグは印のある方を左側に差す――ぜひとも試してみて下さい!!!

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sakadcojp202106