地震の時の火災について

こんにちは!
大阪の梅雨明けもそろそろでしょうか?
最近はゲリラ豪雨がすごいですね!!!!!
降ったり止んだりの天気でなかなか洗濯物も乾かないですね~

こんな雨だと、地震被害の大きかった地域の土砂崩れが心配です・・・
先日の地震では、大阪が震源ということもあり、慌てて避難グッズを揃えました。
日頃から準備しておく事の大切さ、そして地震への恐怖を改めて実感させられますね・・・

そして、初めて知った事実もありました。
地震で起こる火災。
阪神淡路大震災・東日本大震災、この2回の大震災での原因が分かった火災のうち、5割強が電気に起因する火災だという事です。

なぜ、火災が発生するのかというと、電気ストーブやオーブントースター等の電熱器具を使用中に地震が起こると、揺れの影響で可燃物がヒーター部分に接触した状況になることがあり、停電から復旧した際に、それらの器具が再度通電することによって、可燃物が過熱されて出火に至るのです。

これを[通電火災]と言います。

もちろんこれらの電熱器具には過熱防止のサーモスタットや転倒時OFFスイッチ等の安全装置が設置されていますが、地震時の室内の状況によっては落下物等により正常に作動しないことがあり、実際、上記のように火災が発生しているそうです。

また、通電火災の怖さは地震発生時ではなく、避難後人がいないときに発生してしまう事です。
無人の時に発生する為、発見・消火が遅れ、被害が拡大してしまいます。

この通電火災を防ぐ方法としては、「避難する前にブレーカーを落とす」これだけです。
ですが、なかなか避難の時にそんな事まで考えてられないですよね・・・
なので、[感震ブレーカー]の取付が推奨されています。
設定値以上の揺れを感知すると、自動的にブレーカーやコンセントなどの電気を止めてくれる器具なのです。

なかなか普及があまり進んでいないのが現実ですが、火災を防ぐ為にも取付けを是非考えてみて下さい!!!!

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sakadcojp202106